毎年恒例、今年の春スキーはニセコからルスツへ変更しました。とは言え、ニセコとルスツは羊蹄山を挟んで向かいに位置する為、雪質はさほど変わりが無いようです。
震災後、暫くは何だか気が抜けたような状態で、毎日の余震に怯えながら過ごしていましたが、入院中の札幌ジィジのお見舞いもあったので、あえてキャンセルせずにスケジュール通りに行ってきました。
今回泊まったルスツリゾートは旧棟のサウスでしたが、ゲレンデ目の前の立地なのでゆっくりと朝食を食べてから、滑りに出かける毎日でした。
あいにく(!?)、お天気に恵まれて毎日ザラメからシャーベット状の雪質の変化が楽しめました。昨年、一昨年と滞在した春のニセコでは、2度ともパウダーに当たりましたが、今年のルスツでは諦めモードで、春のピクニック ボーディングを楽しんでいました。
そして滞在5日目、札幌へ移動する最終日になって、寒気と低気圧が重なり春のパウダーを滑るチャンスがやってきました。
ゴンドラとリフト3本を滑り、乗り継いでやっと行ける一番奥の山では、午後になっても膝下ノートラック パウダーを満喫できました。
昨日までは、湿雪からアイスバーンまで刻々と変わる春の悪雪に手こずっていたネエネでしたが、それが返ってバランス保持の練習になった様子で、パウダーの中では非常に伸び伸びと、自由に滑っていました。
時折、薄日も差して、もう4月なのに幻想的なシーズン中の雪山の景色を満喫して帰ってきましたが、お台場ではすでに上着も要らないほどの陽気に、北海道では、まるでおとぎ話の世界に居たような気がしています。
パウダーランの動画もまとめましたので、ボード一家の山での様子をご覧頂けます。
Rusutsu Resort / Powder from taka on Vimeo.